停車中でも気を付けて!事故を防ぐための心得とは
〜快適で安全なライディングのために〜

交通ルールを守り、細心の注意を払って運転していれば、確かに事故は起こさないかもしれません。でも、事故に"巻き込まれる"という事態は、なかなか免れることはできないもの。
バイクのライダーにとって、できるだけ事故を回避し、物理的なダメージ、精神的なダメージを受けないようにするにはどうすればいいのか、お教えしましょう。

二輪車で意外と多い事故って?

警視庁の発表によると、平成26年〜28年の3年間に東京都内で発生したバイクの事故で、バイクが巻き込まれたケースで比較すると、停車中に追突される事故は、走行中に追突される事故の約7倍にものぼるのだそうです。事故というと、交差点で衝突などを思い浮かべますが、信号待ちで事故にあうことが意外や意外、多いようです。

停車中でも注意が必要なのはなぜ?

きちんと信号を守って停車しているのに、そんな時まで注意深くしていなければならないなんて!とお思いのライダーさんも多いでしょう。バイクは、ほとんどの場合、車より存在感がなく、死角に入りやすいことは否めません。ドライバーがほんのちょっと前方不注意にしていただけで、停車しているバイクの存在に気付かず追突…という事例は後を絶たないのです。

停車中の事故を回避するポイント

停車中に事故に巻き込まれないようにするには、最低限次のポイントを押さえておきましょう。

  1. なるべく左端に停車する…真ん中で停まっているよりリスクは低いし、万が一の場合、路肩や歩道に逃げることができる
  2. 車間距離を空けて停車する…前の車との車間距離が充分にあれば逃げることができる
  3. バックミラーで後ろをチェック…追突を早めに察知できれば、事故を回避することも可能。

まとめ

車のドライバーに比べ、生身の状態で走行しているバイクのライダー。事故に巻き込まれることで、愛車を失うだけでなく、自身の生活も一変してしまいます。
走行中安全運転を心がけることはもちろんのこと、不意打ちのような事故に巻き込まれないように、停車時も気を抜かず、周囲に気を配るなど、自分で自分の身を守りましょう。

※本記事は、2018年4月6日時点の情報です。お客様ご自身の責任のもと、ご活用くださいますようお願いいたします。