カラダに優しいライディングポジションとは?
〜セーフティ&ジョイフル・ライディング〜

バイクイメージ画像

正しいライディングポジションでバイクに乗ると、長く乗っても疲れにくいだけでなく、操作性が格段に上がります。つまり、安全運転にもつながるということ。
車種、そしてライダーの体型などによっても、変わってはきますが、基本的な部分はだいたい同じ。重要なポイントをお教えしますので、ぜひ参考にして、セーフティ&ジョイフル・ライディングを手に入れてください。

基本のライディングポジション

どの車種にも言えるのは、「上半身は力まない」ということ。
リラックスした状態でシートに座り、両脇をやや緩め、腕は突っ張らずに肱をゆるく曲げ、肩が上がらないようにしましょう。背中は若干丸めて、逸らさないようにすると腰に負担がかかりません。膝の角度はステップの位置によって、変わってきますが、ごくごく自然に足を下ろせば問題ありません。バイクに体を預ける感じで乗りましょう。姿勢を保つためにも、視線は広く遠くを心がけてください。

バイクのタイプ別注意点とは?

基本を押さえたら、タイプ別ポイントも把握しておきましょう。

  • 【スポーツタイプ】
    両ひざで軽くタンクを締める。土踏まずをステップに乗せ、つま先をブレーキペダル/チェンジペダルの上に置く
  • 【スクータータイプ】
    上体を起こし気味に。両膝は開かず、ステップに乗せた足のつま先をまっすぐ前に向ける
  • 【アメリカンタイプ】
    ステップ位置が前なので、シートにゆったりと体を預ける感じ。腕が突っ張らないように腰かける
  • 【オフロードタイプ】
    ハンドルの切れ角が大きいので、ハンドルはしっかり握るものの、肩や腕に力が入らないようにする

まとめ

基本の重要ポイントは把握できましたでしょうか。あとは自分のバイクにたくさん乗って、腰に負担がかからず、腕も疲れないようなポジションを探ってみてください。ほんの少し意識を持ってライディングポジションを調整するだけで、乗り心地が良くなります。楽なポジションを身に付けたら、いつもより少し遠出をしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は、2018年1月5日時点の情報です。お客様ご自身の責任のもと、ご活用くださいますようお願いいたします。