どんなにスタイリッシュなデザインのバイクや最先端のテクノロジーを搭載したバイクであっても、タイヤが本来のポテンシャルを発揮できていなければ、快適なライディングは得られません。
もちろん安全面を考えても、とても重要なパーツなのがタイヤです。そんなタイヤについてきちんと知り、より一層バイクライフを充実させましょう。
タイヤのコンディションを一定に保つことは、乗り心地はもちろん、思わぬ事故を招かないためにもとても大切なことです。
ゴムでできているタイヤの表面は、摩擦や雨などの水分、温度変化などでどうしても劣化していきます。こうした劣化を原因としたコンディションの悪化を防ぐためにも、タイヤのチェックはとても重要な作業なのです。
個人でできるタイヤの重要なチェックポイントは、大きくわけて4つ。
タイヤの状態を把握し、必要なメンテナンスを施しましょう。
適正な空気圧はバイクによって異なりますので、愛車の数値は把握しておきましょう。市販品のエアゲージとエアポンプを用意しておき、測定・補充しましょう。
また、できればタイヤを浮かせて回しながらチェックし、溝に小石などの異物が挟まっていたら取り除き、溝の深さと共に交換の目安であるスリップサインが出ていないか確認しましょう。
日常的なライディングでは気づかないタイヤの状態を見過ごしてしまうと、急な雨でのスリップや不安定な走行状態が原因の転倒などを招く危険性があります。
ライダー自身によるチェックも大切ですが、プロの目による点検やメンテナンス、そしてタイヤ交換のタイミングなど、適切なアドバイスを受けておけばより一層安心安全なライディングが楽しめます。
※本記事は、2017年9月1日時点の情報です。お客様ご自身の責任のもと、ご活用くださいますようお願いいたします。